「Jリーグ王者に勝つ事が最大の目標」

来月日本で開幕を迎える2012年度FIFAクラブ・ワールドカップ。

OFCチャンピオンズリーグを制覇し、オセアニア代表として4度目の出場を果たしたのがオークランド・シティ(ニュージーランド)。昨年もチームの中心として活躍した、バルセロナBにも所属経験を持つスペイン人MFマネル・エスポジトがFIFA.comのインタビューに答えた。

「クラブは3年前に2勝をあげた(対アル・アハリ、マゼンベ戦)。これが常に我々の目標となっている。しかし、まずは最初に当たるJリーグチャンピオンに焦点を当てる必要がある。次の事は、それから考える。我々は自信を持って初戦に臨むが、簡単な試合にはならないだろうね。

時々、みんなはチェルシーのように、あるいはバルセロナのようにプレーするという夢を持つ。しかし現実的には、Jリーグチャンピオンとの対戦でも我々は弱者である。なのでそこに集中しなければならない。そこで勝つ事が、我々の最大の目標なんだ。我々は良いテンポでボールを回すポゼッションサッカーを得意としているが、守備もしっかりしているよ。

チェルシーは最高のチーム。UEFAチャンピオンズリーグという、世界で最も偉大な大陸を制覇したのだから、世界最高だと言わざるを得ないね。チェルシーは信じられないプレーをする。スペイン人のマタも所属しており、ディ・マッテオという素晴らしい監督もいる。

彼らと対戦したいという夢は持っている。しかしそれはとても難しい道のりだろう。我々にとっては、今のところJリーグチャンピオンとの試合が全てだ。

コリンチャンスは典型的なブラジルのチームだね。ボールを扱う技術に優れている。リベルタドーレスカップを制したのは順当な結果だよ。スペインサッカーとの違いは、おそらくスピードだ。比べればビルドアップは速くなく、よりスローだ。

南米の選手は一対一で巧みな技術を見せる。コリンチャンスのようなチームに対しては、慣れとプレッシャーが必要になるね」

(筆:Qoly編集部 K)

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