スポルティングのレジェンド、イズマイロフに続きポルトへ?
1月16日、RTPは「FCポルトは、元ポルトガル代表FWリエジソンの獲得に近づいている」と報じた。契約期間はシーズン終了までであるが、延長のオプションも付属するとのこと。
リエジソンは1977年生まれの35才。2003年にコリンチャンスからスポルティング・リスボンに加入し、7年半に渡ってエースとして活躍。ポルトガルで214試合に出場し、市民権を獲得。2010年ワールドカップでポルトガル代表のユニホームを着た。
2011年に母国ブラジルへの復帰を決断し、コリンチャンスに移籍。昨年途中にフラメンゴに活躍の場を移している。
FCポルトは絶対的なエースとしてコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスが君臨しているが、ワントップの選手層が薄く、さらにこの冬にFWクレーベルが退団する見込み(アンデルレヒトへの移籍が近いと言われている)ため補強が急務となっている。
ピント・ダ・コスタ会長は、取材に対してこのようなコメントを残している。
「チームは11人のみで構成されているわけではないんだ。ここ数週間、ヴィトール・ペレイラ監督はセバー(デラトーヘと共にBチームのエースを務めているブラジル人FW)、あるいはヴァレラを使わざるを得ない状況がある。これがもしマラガとの試合(3月に予定されているCL決勝トーナメント1回戦)で起こったとしたら大変なことになる」
リエジソンの代理人を務めているヘナト・サントス氏は、アンテナ1の取材に対して、ポルトへの移籍に前向きであることを明かした。
「リオデジャネイロで待機しているマルセロ・ホバリーニョは、これからのリエジソンの交渉に対処するためにいる。行く準備は出来ている。ポルトからの関心は驚きだった。数日前にこの話を貰って、リエジソンはとても喜んでいた」
(筆:Qoly編集部 K)