レアル・マドリーの指揮官、ジョゼ・モウリーニョは古巣チェルシーへの復帰が確実視されているが、最後の条件合意はまだ行われていないようだ。モウリーニョの代理人、ホルヘ・メンデスはイタリアのラジオに対して取引の状況が80%である事を語っている。
また、今回のチェルシー復帰に際し、モウリーニョは移籍に関する発言権を求めているようだ。『Daily Mail』によれば、チェルシーは既に来季の補強プランを作成し始めているが、モウリーニョはレアル・マドリー時代と同様に補強に関する権限が重要と考えており、最低でも1人は自らの好む選手を獲得したいと考えているという。
なお、モウリーニョとチェルシーの交渉が破断に終わった場合は、マラガのマヌエル・ペジェグリーニが代わりの候補のようだ。
カカ、レアル・マドリー残留を希望?
レアル・マドリーのブラジル代表MF、カカは母国ブラジルへの復帰は考えていないようだ。
来季はワールドカップを目前に控えるシーズンだけに今年の夏のマーケットで必ずチームを離れると強く噂されてきたカカ。しかし本人の希望は移籍よりもレアル・マドリー残留へと傾きつつあるようだ。
「ブラジルへの復帰を優先してはいないよ」
「優先順位はレアル・マドリーにあと2年残る事、もっとプレーする事、良い結果を得る事の順だね」
これまでレアル・マドリーからの退団を考えてきたカカだが、ジョゼ・モウリーニョの退団後に恩師であるカルロ・アンチェロッティが新監督になるという噂も浮上。心境を変化させ、様子をうかがっている可能性が高いと見て良いだろう。