▼データ2:キッカーが最も狙うコースは、右サイド

UCLPK

今度は、キッカーとコースの関係を調べてみました。これまでUCL決勝のPK戦では65本のPKが蹴られていますが、そのうち32本が右サイドへと運ばれています。しかも、成功率が最も高いのも右サイドなんです。右サイドへ狙ったシュートの成功率は75%もあり、これは4本蹴れば3本決まる計算になります。

逆に、中央へのキックがわずかに6本しかないのを見ると、ど真ん中に蹴ることがいかに度胸がいるのかが分かりますね。ちなみに、中央へのシュートは成功率も一番低く、6 人のキッカーの中で成功したのは11-12 シーズンのランパードと07-08シーズンのアンデルソンの2人のみです。PKとシュートエリアについてのデータは、結構珍しい気もします。

ちなみに、利き足別のシュートエリアは以下の通りです。そこまで興味深いデータではないのですが、左足キッカーでも右サイドへのキックが一番多いというのは正直意外でした。

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