今季限りでバルセロナを退団することを表明した元フランス代表DFエリック・アビダル。一昨年に肝臓に腫瘍が発見されてから2度の手術を経験し、長い休養を余儀なくされた。今季終了間際に久々の復帰を果たしたが、バルセロナから契約の延長は打診されず。
フロント入りのオファーを断り、夢である代表復帰を求めて現役を続けることを決めたアビダルは、エル・ムンドのインタビューに対してこのように話したという。
エル・ムンド
エリック・アビダル
「バルセロナは、僕の身に何かが起こるかもしれないリスクがあるということを嫌ったんだろう。想定される事態に対しての責任を負いたくはなかったんだ。
しかし、医師が私に許可をくれている以上は、プレーし続けたいんだ。まだ、現役から離れるタイミングではないと思う。せめて、35歳になるまでは挑戦し続けたい。
僕はバルセロナで続けたかったし、離れるという考えもなかった。しかし、いい思い出とともにクラブを去るよ。このクラブは、僕にとっての第二の家族だった。
(バルサスクールのテクニカルディレクター就任を打診されたことについて) とてもありがたいオファーだった。子供が好きだし、若い選手に教えたいとも思っている。贅沢な未来だよ。ここで働けるというのはね。しかし、それは現役を引退してからにしたいんだ」