イタリアの情報によれば、ミランはフィオレンティーナのMF、アデム・リャイッチと条件合意したと報じられている。本田圭佑と共にいつ加入するのかが現地でも話題となっているようだ。

ミランは選手を購入する前に売却をしなければならないが、移籍マーケットではしっかりと動いており、プレコンタクトで条件合意している様子。日本代表FW、本田圭佑とフィオレンティーナのアデム・リャイッチは共にミラン加入に合意していると言われており、いつ加入するのかが争点となっている様子。

アドリアーノ・ガッリアーニ副会長がリャイッチと本田に興味がを持っている事は明らかで、ミランがこれまで推し進めてきたスカッドの若返りに該当する人材である事も間違いない。交渉中のロビーニョのサントス移籍が決まれば、本田かリャイッチのいずれかの交渉が動き出すと見られている。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、マッシミリアーノ・アッレグリ監督とガッリアーニは金曜に会い、移籍について話し合ったとの事。またガゼッタは27歳の本田との契約をミランが望んでいると報じられている。それはこれまで有力視されてきた冬の加入ではなく、夏の加入を、ミランが望んでいるという。つまりフリーエージェントとなる1月まで待つことはできないという事だ。

しかし、CSKAのGM、ロマン・ババエフはCSKAがこの夏に本田を売却するとすれば、「良いオファーがあれば」と発言している。

「我々は本田を売却するだろう。だが、オファーが我々を満足させた時だけだ。これは彼が1月にフリーで移籍しても構わないという事だ。そうでなければ、彼は契約満了まで我々と共に過ごす事になる。本田はロシアリーグで最強の選手の1人であり、最近の我々の素晴らしい成功に手を貸してくれた。もし彼が1月にフリーで去るとしても、彼はこれまで通り手を貸してくれるだろう。もし我々がチャンピオンズリーグの2ndステージに到達した時、彼を留めておくことは価値があるね。(今なのか1月なのか)どちらがベストチョイスか断言するのは難しいね」

ミランは200万ユーロで本田の獲得を狙っているという。もし今ではなく1月となれば、他の選手が加入する事が予測されている。リャイッチについては来年の夏になる事もあり得るようだ。ミランはリャイッチに対して400万ユーロ~500万ユーロを準備しているようだが、フィオレンティーナはミランと交渉のテーブルに着く事は無いと言われている。彼らが関心を示すのは1000万ユーロの移籍金だ。ミランは2年前の夏にも同じ状況に直面していたが、その時はモントリーヴォと条件合意を先に済ませ、フィオレンティーナは無償での移籍を余儀なくされている。

状況を整理すれば、リャイッチよりも本田の方が優先度が高いのは間違いない。、ミランが1000万ユーロを支払う事は考えられないず、本田の移籍金がリャイッチの移籍金よりも安いからだ、つまり、ミランがロビーニョとケヴィン・プリンス=ボアテングの放出を行い、その売却益で本田獲得を達成する基本路線は変わっていない。リャイッチは本田を獲得できない場合、つまり他クラブに売却された場合や、移籍合意できなかった時の保険であり、現時点ではモントリーヴォの時と同同様に将来への布石と考えて良さそうだ。

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