7月12日、AP通信は「中国代表監督を解雇されたホセ・アントニオ・カマーチョ氏は、残りの給与の支払いを巡って中国サッカー協会を訴えた」と報じた。

中国のメディアによれば、カマーチョ氏は木曜日にFIFAへ訴状を提出したという。取材に対してFIFAも訴えがあったことを認めているが、調査中のため詳細についてのコメントは避けたとのこと。

北京タイムスによれば、先月契約を1年半残して解雇されたカマーチョ氏は、中国サッカー協会に対して残り18ヶ月の給与である約1200万ドル、および中国で定められている額の所属税の支払いを求めていたという。

対する中国サッカー協会は残りの給与の全額支払い、および所得税の負担を拒否し、およそ3分の1となる400万ドルの支給を提示。

両者は交渉を行ったもののそれが不調に終わり決裂。最終的に問題はFIFAの紛争解決委員会の判断に委ねられることとなった。

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