ホワイト・ハート・レーンのアイドルにサンチャゴ・ベルナベウ行きが迫っていると報じられているが、『Daily Mirror』がベイル売却後にトッテナムが獲得に動くとみられる選手たちを6人ピックアップしているのでご紹介しよう。


ロイク・レミー (QPR/フランス)

トッテナムは既にバレンシアのロベルト・ソルダードの確保を発表しているが、QPRのストライカー、ロイク・レミーもトッテナムのショッピングリストに入っている。ロフタス・ロード側は給与の高いレミーの放出を望んでおり、800万ポンドという適正価格での売却を望んでいる。

26歳のアタッカーは今年の1月にクラブに加入し14試合で6ゴールを奪ったが、チームを降格から救う事をできなかった。エマヌエル・アデバヨールがフォームを崩し、ジャーメイン・デフォーがわずか1ゴールに終わったトッテナムとしてはFWは重要な補強ポイントである。

クリスティアン・エリクセン (アヤックス/デンマーク)

デンマーク代表のクリエイティブなMFは指揮官のアンドレ・ヴィラス=ボアスがチームに創造性を加える選手として獲得を狙っている選手の1人だ。

21歳のアヤックスのヤングスターは残りの契約が1年となっており、非常に注目されている選手だがわずか1500万ポンドで獲得が可能だ。リヴァプールも獲得を狙っているといわれているだけに激しい争奪戦になるだろう。

カラム・マクマナマン (ウィガン/イングランド)

次のターゲットはウィガン・アスレティックのウィンガー、カラム・マクマナマンだ。22歳の若きアタッカーは昨季のウィガンでブレイクを果たし、FAカップ制覇に大きく貢献した。マクマナマンはプレミアリーグでのプレーを望んでおり、トッテナムからのオファーがあれば飛びつくのではないかといわれている。

また、指揮官のロベルト・マルティネスの退団により、ウィガンがスター選手たちを引き止める事を難しくさせている。既にアルナ・コネは指揮官を追ってエヴァートンへ移籍した。同紙によればマクマナマンはわずか600万ポンドで獲得可能との事。

ミラレム・ピャニッチ (ローマ/ボスニア・ヘルツェゴビナ)

トッテナムが狙うもう一人のプレーメーカーはボスニア・ヘルツェゴビナ代表のミラレム・ピャニッチだ。23歳のMFの実力は今季からトッテナムのテクニカル・ディレクターとなったフランコ・バルディーニが昨年までローマに所属していた為熟知している。

ローマの新監督のルディ・ガルシアは元リヨンのMFの移籍を認めない可能性は大きい。少なくともローマがヨーロッパ・リーグ進出に失敗しない限りは難しい見込みだ。ピャニッチ本人は常にローマ残留を望む発言を行なっているが、ヴィラス=ボアスとしては前線と中盤を繋ぐ選手として是非とも獲得したい存在だ。

エリック・ラメラ (ローマ/アルゼンチン)

ローマにはヴィラス=ボアスが注目する選手がもう一人いる。アルゼンチン代表のエリック・ラメラだ。予測不能のアタッカーとして名を上げているラメラはドリブルがうまく推進力のあるプレーヤーだ。

ラメラは昨季33試合で15ゴールを奪って急成長。一躍欧州中からの注目を浴びるようになったが、ローマとしてはトッティ、デ・ロッシに次ぐスター選手だけに放出には抵抗を示すだろう。

ハビエル・パストーレ (PSG/アルゼンチン)

トッテナムが狙う最後のターゲットとして挙げられているのはアルゼンチン代表MF、ハビエル・パストーレだ。パストーレは復活を遂げたPSGに早くから加入しており、近年の成功を支えてきた選手である。

元パレルモのMFはリーグ・アン初年度に16ゴールを奪取。一躍パルク・デ・プランスのアイドル的な存在となったが、昨季は34試合に出場して4ゴールに終わるなど不本意な出来に終わっている。

機動力のあるパストーレはベイルの後釜に適しているが、若きアタッカーをPSGが安価で手放すとは考えづらく、ベイル売却益の大半を使う事になるだろう。

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今年こそTOP4入りを実現したいトッテナム。ベイルの後釜として多くの選手を補強するのか、1人に集中するのか、今後のマーケットで台風の目となりそうな予感が非常に漂っている。

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