9月29日、ヴァンガード紙は「ナイジェリアサッカー協会は、才能があるゴールキーパーの発掘を必要としていると宣言した」と報じた。
ナイジェリアの都市アブジャでは、先日6日間に及ぶFIFAのゴールキーパー指導者講習会が行われた。ナイジェリア・プレミアリーグのクラブで働くコーチなど30名以上が集結した大規模なものとなった。
その終了後のインタビューで、サッカー協会のテクニカルディレクターを務めているエマニュエル・イクペメ氏は「我々にはGKが不足しているんだ」と話した。
ヴァンガード
エマニュエル・イクペメ ナイジェリアサッカー協会TD
「誰もが納得してくれると思う。我々は多くの才能を生み出しているにもかかわらず、ゴールキーパーの人材は不足していることに。ナショナルチームにも良い選手はいない。その点で我々は今苦悩している最中だ。
ゴールキーパーの才能を捜索している。全国的にその“貯蔵庫”を作ることが出来ればと思う」
また、代表でGKコーチを務めているアイク・ショルンムも、指導者のレベルアップによって将来的に良い選手が生まれることを期待していると話した。
ヴァンガード
アイク・ショルンム ナイジェリア代表GKコーチ
「ナイジェリアのゴールマウスを守るという仕事を、若い人たちに託さなければならない。世界で行われているサッカーの傾向は、我々の次元とは違うものになっている。時代は変わっているんだ。
我々はこのプログラムで多くのことを学習した。また、同僚たちがそれを様々なところに広め、良いゴールキーパーを育ててくれるように望む」
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