先週末、世界中のサッカーファンの話題を1人で独占したのはマンチェスター・ユナイテッド所属のベルギー人、アドナン・ヤヌザイだった。

ヤヌザイは前節のアウェイでのサンダーランド戦で0-1のピンチから2得点を奪い、チームの逆転劇に大きく貢献。試合後、イングランド代表への招集にFAが関心を寄せていることをデイヴィッド・モイーズ監督が発言するなど、一躍時の人になったのであった。

そんな超新星ヤヌザイの獲得にはバイエルン・ミュンヘンやユヴェントス、マンチェスター・シティなども興味を示しているが、今度はバルセロナも獲得に動くと『MARCA』が伝えている。

こういった報道を受け、マンチェスター・ユナイテッドはヤヌザイの契約延長を急いでいるが、交渉はサー・アレックス・ファーガソン前監督の退任にともない、やや遅れているとのこと。ヤヌザイにとってファーガソン前監督の存在はそれほど大きいものだったようだ。

ヤヌザイの代理人とされるディルク・デ・ヴリーセ氏は「どのチームが彼に関心を寄せているかは答えられないが、ヨーロッパのいくつかのクラブから打診があることは事実だ。ファーガソン前監督の退任が、彼の契約延長を遅らせている」とコメントを残している。

ちなみに『Daily Mail』によれば、マンチェスター・ユナイテッドはヤヌザイの契約延長に、週給6万ポンド(930万円)、およそ312万ポンド(およそ4億8,000万円)相当の年俸でオファーを提示すると伝えられている。

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