2日に行われたプレミアリーグ第10節、ストーク・シティ対サウサンプトンで、ストークの守護神アスミル・ベゴヴィッチがプレミアリーグのGK最速記録となるゴールを決めた。
先月、悲願のW杯初出場を決めたボスニア・ヘルツェゴビナ代表でも正GKを務めるベゴヴィッチ。ストークの守護神としてこの日も先発出場を果たすと、いきなり大記録を達成する。
キックオフ直後、味方選手が下げたボールを力強く蹴ると、相手センターバックがGKに任せたボールが思いがけず大きく弾み、なんとそのままゴールイン。この間、わずか14秒!
GKのゴールとしてはプレミアリーグ史上最速、フィールドプレイヤーを含めても4番目に早いゴールとなった。(2007年、当時ノッティンガム・フォレストに所属していたポール・スミスがリーグカップのレスター戦で開始23秒のゴールを決めている)
プレミアリーグにおけるGKのゴールは、ペーター・シュマイケル、ブラッド・フリーデル、ポール・ロビンソン、ティム・ハワードに次ぐ5人目とのこと。動画をよく見るとサウサンプトンのポーランド代表GK、アルトゥル・ボルツが完全に油断しており、それも記録達成の一因になったとみられる。
ちなみに、試合の方は後半にアウェイのサウサンプトンがジェイ・ロドリゲスのゴールで1点を返し、1-1の引き分けに終わっている。