今季2部リーグを創設したKリーグは、12月4日に昇降格プレーオフの第1戦を開催した。対戦カードは、Kリーグ・クラシック(1部)12位の江原FC、そしてKリーグ・チャレンジ(2部)優勝を果たした尚州尚武FCという顔合わせである。

尚州市民競技場で行われた第1戦は、意外にというべきか、それとも韓国代表経験者を揃えるチームの力を見せたと言うべきか、一方的な試合展開となった。

ホームの尚州尚武FCはハ・テギュン、イ・サンホ、キム・ドンチャン、イ・グノという強力な攻撃陣を起用。ハ・テギュンが負傷によってわずか9分で交代することになったものの、急遽ピッチに送り出されたイ・サンヒョプが29分に先制ゴールを叩きだし、リードを奪う。

後半には攻め込まれる苦しい展開にはなったものの、71分にイ・スンヒョンが追加点を奪取。77分にはイ・サンホ、90分にはイ・サンヒョプがさらにゴールを追加。ロスタイムに1点を返されたものの、4-1と江原FCを大差で破った。

第2戦は12月7日、会場を江原FCのホームに移して行われる。尚州尚武FCは3点差以上の敗北を喫しさえしなければ1部昇格が決定と、圧倒的に有利な状況で敵地に乗り込むこととなる。

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