2月4日、ロイター通信は「ラツィオの会長を務めるクラウディオ・ロティート氏は、50以上の死の脅迫を受けたことを明らかにした」と報じた。

ラツィオは今冬、ブラジル代表MFエルナネスを同じセリエAのライバルであるインテルに放出。この選択に対してサポーターの1部が反発し、ロティート会長に脅迫電話をかけてきているという。

また、同様のことは9月にトルコ代表FWブラク・ユルマズの獲得に失敗したときにも起こっていたとのことだ。

ロイター通信

クラウディオ・ロティート ラツィオ会長

「昨日、私は50~70、80回くらいの電話を受けた。偽物のファンからね。彼らは私にラツィオを離れることを要求し、死の脅迫を行ってきた。

今私はボディーガードとともに過ごしている。サポーターはクラブの1部だが、彼らは明らかに越えてはいけない一線を越えている。脅迫してきた男は、可能な限り早くラツィオから出て行けと言ったよ。

エルナネスのインテル移籍は、選手の決断なんだ。私に何が出来るというのかね?

彼はインテルとの契約を結んでいた。もしここに残っていたら、それは不幸だった。6月までここに滞在して、ワールドカップに行き、数ヶ月後にはフリートランスファーで出て行くことになったんだ」

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