マンチェスター・ユナイテッドを退団するリオ・ファーディナンドはかつて一緒にプレーしたクリスティアーノ・ロナウドについて「冗談みたいな選手」と語っている。
【関連記事】若き日のクリスティアーノ・ロナウドが得意とした「ドリブルのためのドリブル」を振り返る
今季限りでユナイテッドを去るファーディナンド。今まで一緒にプレーした選手の中で最高のプレーヤーに現在レアル・マドリーでプレーするポルトガル代表の名前をあげている。
「クリスティアーノ・ロナウドはまさにジョークだったね。選手のプロトタイプを生成するようにコンピューターに命令したら、彼になるだろうね。」
「彼はフィジカル的に完璧なやつさ。速くて、強くて、体格良くて、そしてあいつは模範的なやつだったよ。彼が才能だけで最高のプレーヤーになったわけじゃないことをみんなわかってないね」
「彼が最初にやってきた時、彼は針金のように細く小さなガキだったよ。変な髪型のね。だけど、あいつは一生懸命やった。練習後、彼はボールの入ったバッグを持って隣のピッチまでジョギングしていたのさ」
「まだヤングスターと呼ばれてた頃、彼はとてもシャイだった。ステップオーバーするのを見せたり、スキルを磨くのを見せるのを嫌がった。数年後、みんなは彼がどんなに素晴らしいか目撃することになる。彼はどこでも(素晴らしいプレーを)魅せるようになったよ。フリーキックの練習をし、両足でシュートを蹴る。最終成果物は世界最高の選手である彼さ」
ロナウドを絶賛するファーディナンド。「ジョーク」の意味は「ロナウド?(凄すぎて)ジョークみたいなやつだよね」と親しみを込めた表現であるのは言うまでもない。