チームを率いているのはカルロス・ケイロス氏。かつては日本でも指揮を執ったことで知られ、マンチェスター・ユナイテッドでアレックス・ファーガソンの片腕となっていたことでも有名だ。
彼が就任してから、イラン代表チームは海外生まれ、あるいは海外で育った選手を引き入れることを積極的に推進して強化を進めてきた。
アシュカン・デジャガー(フラム/ENG)、レザ・グーシャネジャド(チャールトン/ENG)の引き入れは前線にスピードとテクニックをもたらし、大きな戦力となった。
それ以外ではGKダニエル・ダヴァリ(ブラウンシュヴァイク/GER)、マハルダード・スティーヴ・バイタシュール(バンクーバー/USA)がメンバーに入っており、彼らも親善試合ではレギュラー候補の一人として扱われている。
以前はセレッソ大阪に所属している日本代表MF長谷川アーリアジャスール選手の招集も噂されていたが、中心選手のムジタバ・ジャバリが突如引退を表明すると言った衝撃がありながらも、最終的にはその選択は為されなかったようである。