6月7日、『AFP』は「FIFA元会長のジョアン・アヴェランジェ氏がリオ・デ・ジャネイロの病院に入院した」と報じた。

ジョアン・アヴェランジェ氏は1916年生まれの98歳。水泳や水球の選手として活躍した後、ブラジルスポーツ連盟会長やオリンピック委員会委員を務め、1974年にFIFA会長に就任。1998年に引退し、ゼップ・ブラッター現会長に後を託している。

2001年に経営破綻したスポーツマーケティング代理店ISLを巡る疑惑では、多額の汚職が行われたとの指摘も受けている。FIFAは調査の結果彼が少なくとも100万ドルを受け取っていると発表している。

記事によればアヴェランジェ氏は水曜日、呼吸器の感染症によりサマリターノ病院に入院。現在のところは安定した状態が続いており、退院が近いことを期待されているとのこと。

アヴェランジェ氏は2012年にも心臓や呼吸器、そして足首の感染症によって同病院に2ヶ月間入院していた。

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