6月21日、『Gazzetta dello Sport』は「前モナコ監督のクラウディオ・ラニエリ氏は、次期ギリシャ代表監督に就任することに合意した」と報じた。契約期間は2年で、年俸は100万ユーロ(およそ1億4000万円)になる見込みであるという。
クラウディオ・ラニエリ氏はかつてユヴェントス、ローマ、インテルなど母国イタリアのビッグチームで指揮を執った経験を持ち、さらにチェルシーやバレンシアといった国外でも長らく監督を務めてきた指導者。
2012年からモナコの監督を務め、1年目でリーグ・アン昇格を成し遂げたものの、今季はファルカオやハメス・ロドリゲス、ジョアン・モウティーニョ、エリック・アビダルなどの大型補強を行いながら2位に終わり、シーズン終了後には「もっと攻撃的な監督が必要」というフロントによって職を追われる結果となっていた。
ギリシャ代表チームは今回のワールドカップを最後にフェルナンド・サントス監督が退任することが決定しており、EURO2016出場を目指すために新たな指揮官を探していた。