7月3日、『L'Equipe』は「昨季シャンピオナ・ナショナルで2位となったリュゼナックの昇格が正式に不許可となった」と報じた。

リュゼナック・アリエージュ・ピレネー、通称”リュゼナック”は、人口わずか600人という山間の街にあるクラブで、フランスリーグで最小の自治体に存在することで知られる。また、かつてのフランス代表GKファビアン・バルテズがCEO(経営最高責任者)を務めている。

これまでアマチュアクラブとして運営されてきたものの、昨季はナショナル(3部)で2位という素晴らしい結果を残しており、初のプロリーグ挑戦に向けてトゥールーズにあるスタジアムを借りる計画も進んでいた。

しかしDNCG(Direction nationale du contrôle de gestion、フランスリーグのクラブの財政状況を監視する組織)はリュゼナックの財務状況を監査した結果2部で戦うだけの基盤がないとして昇格を許可しないことを決定。6月の初旬にその旨が伝えられたものの、リュゼナック側がそれを覆せるだけの材料を提示することが出来ず、今回正式に不許可が決定した。

この結果、昨季リーグ・ドゥ(2部)で19位となったイストルが降格を逃れ、残留することが決定。先日1部から降格したヴァランシエンヌが経営破たんのために4部降格処分を受けたため18位のシャトールーが残留を決めており、なんと3部に降格するのは最下位のCAバスティア1チームだけという異例の事態となっている。