7月22日、マンチェスター・シティFCは「HNKリエカとのU-21チームの試合は、相手のメンバーがセコ・フォファナに対して人種差別的行為を行った疑いが浮上しキャンセルされた」と発表した。
マンチェスター・シティのU-21チームは現在欧州ツアーに出かけている。そして22日にはノヴィグラードでクロアチア1部のHNKリエカと対戦した。
しかしこの試合中、フランスU-21代表MFセコ・フォファナに対して人種差別的な行為があったという訴えがハーフタイムに申し立てられ、マンチェスター・シティは後半は試合をボイコットすることを決定。発表によれば、現在はHNKリエカの代表者や試合の主催者、クロアチアサッカー連盟との間で連携を取り、問題の追及に向けて動いているという。
ただし、『Skysports』によれば一方のHNKリエカはクラブの公式サイトで事実関係を否定し、マンチェスター・シティ側が一方的に試合をキャンセルしたと主張しているようだ。
HNKリエカ
「マンチェスター・シティU-21のパトリック・ヴィエラ監督がピッチに入り、何かを審判と議論した。そのあと、彼は満員のスタジアムからチームを引き揚げさせた。
理由は何なのか? それは彼らだけが知っている」