今年5月、トルコにあるソマの炭鉱で爆発事故が発生した。この事故はトルコの事故史上最悪でもある301名の犠牲者数を記録し、トルコでは安全対策などをめぐり政府へのデモが行われていた。

そんな痛ましい事故の犠牲者に向けた追悼試合をチェルシーが行うようだ。

日本時間26日、クラブのレジェンドでもあるFWディディエ・ドログバを再び獲得したチェルシー。チェルシーは今後欧州全土でプレシーズンマッチを行う予定なのだが、その日程に新たなものが加わるようだ。それは、ドログバが昨シーズンまでプレーしていたトルコで発生した事故を偲んでのものだった。

チェルシー公式HPによれば、チェルシーは現地時間8月8日にトルコのジュクリュ・サラジョウルでフェネルバフチェとベシクタシュの2チームと対戦する。この試合はそれぞれ45分間で行われ、炭鉱事故の犠牲者家族に向けた資金を募るために組織されたという。

ベシクタシュにはこの夏チェルシーからデンバ・バが移籍しており、フェネルバフチェにはかつてチェルシーに所属し、ボリュームあるヒゲでお馴染みのラウール・メイレレスも在籍している。

なお、チェルシーのプレシーズンマッチの開催地には新たにトルコが加えられることになり、オーストリア→スロベニア→オランダ→ドイツ→トルコ→ハンガリーという順で巡ることになる。

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