シーランド公国をご存知だろうか?第二次世界大戦中に使われ、戦後放棄された要塞に眼をつけたロイ・ベーツが”勝手に”占領し国家を名乗ったのが始まりだ。当然、シーランド公国を独立国家と認めている国はないが、イギリスの領海外であることから同国の司法が行き届かずコンピューターのサーバーが置かれたり、爵位を売り出したりと事実上放任されている状態だ。

そんなシーランド公国だがサッカー代表チームがある。FIFAに加入できない代表チームを集めた「NF-Board」の準会員扱いで、実際に昨年も試合を行っている(結果はオクシタニアに0-8の敗北、オルダニー島に2-1で勝利)。NF-Boardの加盟チームには亡命や独立を主張しているためにFIFAへの加盟が許されないチームが多い。それでも、ザンジバルやチベットといったチームはhummelがユニフォームをサプライし、商品も一般販売され大ヒットを記録。単なる弱小チームとは言えない存在感を示している。シーランド公国もそれに続け?というわけか、オフィシャルホームページでサッカーのユニフォームが販売されている。


http://www.sealandgov.org/gifts/sealand-football-kit より

ロードの爵位らと共に堂々と売られているサッカーユニフォーム、しかし、良く見ると・・・

あれ、商品ページ内詳細画像1,2枚目ではナイキだったのに、3,4枚目ではJJBのものに・・・。胸スポンサーもついているし・・・。

実際の試合では3,4枚目の写真のキットが使われている様だが、実際に注文した場合に送られてくるのはどちらのキットなのだろうか?興味のある人は試してみてはいかがだろうか。

【厳選Qoly】U-23日本代表、奮起が求められる3名!パリ五輪出場には活躍が不可欠

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら