先日、選手を放出しまくったがために所属選手がわずか8名となったブラックプールFCの状況をお伝えした。練習試合では多くの練習生がプレーし、誰が誰なのかよくわからないレポートになったことでも話題に。

とはいえ、開幕前に契約を目指す練習生が多くなってしまうのは、どこのクラブでもそれなりにある事象。特に近年はツイッターで情報が流れる時代。表記が練習生ばかりでは何が何やら……。

しかし、そんな状況に実に鮮やかな解決策を見出したクラブがあった。ノン・リーグに所属しているハイドFCは、26日に行った練習試合の前にこのように呟いた。

「トライアル中の選手の実名をツイートすることはできないので、それらについては全て左翼革命家にちなんで命名するよ」

「ハイドFC:セウリス、ブリゼル、 フィデル・カストロウラジミール・レーニンカール・マルクスレオン・トロツキー、ヒューズ、マクシミリアン・ロベスピエール、サーストン、トニー・ベン、テイムス」

この時点でも相当カオスだが、ベンチはもっと混沌としていた。

「サブ:デイ、 フリードリヒ・エンゲルスマハトマ・ガンジーアンドレアス・バーダーチェ・ゲバラアニューリン・ビーヴァントニー・ブレア

1-0とリードして迎えた後半にはついに マハトマ・ガンジーがピッチに! 非暴力主義で追加点を奪いにかかる。

トニー・ベンはやはりかなり危険な選手であるようだ。

さらにハイドFCは エンゲルスをピッチに送り込み、マルクスのサポートに向かわせる!

なかなか追加点を奪えない中、ハイドFCは アンドレアス・バーダーチェ・ゲバラアニューリン・ビーヴァントニー・ブレアを一挙にピッチへ送り込む!

ついに追加点!  マルクスの陰から飛び出したエンゲルスがゴールを決め、群衆は静まり返った!

トニー・ブレアは右翼だったようです。

ところが試合はこのあと2点を取り返されPK戦に。

ハイドFC、サドンデスの末に5-4で勝利を収めたようです。


注:

レーニン本人も喜んでいたようです。

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