8月2日に行われたレアル・マドリー戦で3-1と勝利し、インターナショナル・チャンピオンズ・カップの決勝戦に進出することが決定したマンチェスター・ユナイテッド。3-4-1-2という新しいシステムも機能し、高い得点力を発揮した。
試合後ルイス・ファン・ハール監督はチームのパフォーマンスを称賛する一方で、得点を決めたあとのチチャリートのプレーに少しだけ苦言を呈した。
ルイス・ファン・ハール マンチェスター・ユナイテッド監督
「このシステムはフアン・マタ、ウェイン・ルーニー、ダニー・ウェルベックのためのものでもなければ、2人のミッドフィルダーのためのものでもない。
この新システムが備える大きなインパクトは、バックラインにある。驚くべきことだが、我々は前半に1回、後半に2回しかピンチがなかった。
これは我々にとって非常に良い結果だ。全ての選手に自信を与えてくれる。試合はただのフレンドリーマッチではなかった。レアル・マドリーの負けたくないという意思を感じていた。したがって、我々が期待していたよりも少し早く、ロナウドがプレーし始めた。
我々は勝利に値した。正しい方向に向かっている。しかもまだマルアヌ・フェライニ、アドナン・ヤヌザイ、ロビン・ファン・ペルシーのような選手を欠いている。
(移籍の噂があるチチャリートについて)
彼(チチャリート)は素晴らしい得点を決めた。香川とフレッチャーによるお膳立てによってね。しかし、その後の場面ではトム・クレヴァリーにバックパスをすべきだった。彼は香川にそれを渡そうとした。
きっと香川にナイスパスでのアシストを感謝したかったんだろう。しかし、彼はもっとチームの事を考えるべきだった。バックパスのほうがより良いプレーだった。
(4日の決勝でリヴァプールと対戦することについて)
これは我々にとっては別の準備試合ということになるが、とはいえ負けるよりは勝った方が良いね。これはイングランド・フットボールにとって良いことだ。プレミアリーグからの2チームが決勝でプレーするというのは、非常に重要なものだと思うね」