(あのブラジル戦では?)
僕が出たのは5-0になってからだ。ブラジルの選手は疲れていたし、もうプレーを続けたくないように見えた。僕はわずかなチャンスを得て、自分のために得点を奪おうと思った。
これはドイツにとってトーナメントで最高の試合だったね。我々は信じられないようなプレーをした。
2点目は僕のベストゴールの一つだったよ。特にこれは左足で打ったものだ。クレイジーだったし、あれが決まった時はとても幸せだったね。
僕はオスカルやウィリアン、ラミレスとハグをする必要があった、彼らはとても悲しみ、泣き叫んでいた。僕は『チェルシーで来季一緒に大きなものを得よう』と伝えた。でも、あの瞬間には、彼らは何も聞きたくはないようだったね。
(アルゼンチン戦では?)
あれは不思議な試合だった。フットボールにおいてはベストなことではないが、誰もミスを犯したくない状況だった。彼らはイグアインが最初にチャンスを作ったが、我々は彼らよりも良いチームだと常に感じていたし、やれると思っていた。
アルゼンチンは準決勝で120分を戦っていたし、疲れていて、PK戦になることを望んでいるように見えた。そしてマリオ(・ゲッツェ)が得点して、ああいう形に。
(今季に向けて?)
短い休暇の後だから厳しい年になると思うが、しかし僕は働きたい。体調を整えたいね。少し時間はかかるだろうけど、ここは偉大なスタッフがいる、偉大なチームだ。うまく行けば、シーズンの始まりまでにはフィットできるだろう。
彼らは全てワールドクラスだ。ドログバは自身のクラブに戻ってきたわけだし、セスクは世界でも最高レベルの選手だ。我々は昨季アトレティコと戦い、フィリペ・ルイスと対戦したが、彼はとてもうまくやっていた。
ジエゴ・コスタは、オリンピヤ・リュブリャナ戦のゴールを見たが、素晴らしいフィニッシュだった。彼らとともにプレーできることを楽しみにしている。皆偉大な資質を持っているよ。
僕は昨季出来なかったものを達成できることを望んでいる。それは何かを勝ち取ることだ。それは試合に勝ち、トロフィーを獲ることに尽きる。我々は今熱心に努力することが求められているね」