8月13日、『O Jogo』は「イングランドへの移籍、あるいは昇給を求めるアルジェリア代表FWイスラム・スリマニが、スポルティング・リスボンのトップチームの練習から追放された」と報じた。

また14日にも『O Jogo』に対してスポルティング・リスボンの監督を務めるマルコ・シウヴァ氏が「私を通過した判断ではなく、フロントの決断によってそうなった」と明かしており、選手とクラブとの関係がこじれていると説明している。

イスラム・スリマニは先日行われたワールドカップで活躍して名を上げ、市場価値が30倍に跳ね上がったと言われているアルジェリア代表ストライカー。もちろんスポルティングとの契約条件は今の価値に値するものにはなっていない。

彼に対しては現在レスター・シティが650万ユーロ(およそ9億円)+ボーナス最大150万ユーロ(およそ2億円)、年俸90万ユーロ(およそ1億2000万円)でオファーを送っていると言われている。

しかし、スポルティングはスリマニの昇給の要求を拒否しつつ、彼の価格を1200万ユーロ(およそ16億4000万円)と設定しているため、どちらについても現状では認めない方針を持っており、話は進んでいない。

これによって練習への参加が認められなくなったスリマニはBチーム送りとなっており、今週末に行われるアカデミカ・コインブラとの開幕戦ではフレディ・モンテーロ、あるいは田中順也の先発が予想されている。


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