8月24日、『Daily Star』は「イタリア・セリエAのナポリは、トッテナム・ホットスパーに所属しているブラジル代表MFサンドロの獲得に近づいている」と報じた。

サンドロは1989年生まれの25歳。インテルナシオナウから2010年にトッテナム・ホットスパーに移籍し、これまでの4シーズンでプレミアリーグ81試合に出場、3ゴールを記録しているボランチ。2011年のコパ・アメリカ、2012年のロンドン五輪ではセレソンの一員として大会を戦っている。

ナポリは彼を獲得するために1000万ポンド(およそ17億円)を準備して交渉に臨んでいるとのこと。

今夏守備的MFの獲得に動いていたナポリは、当初狙っていたマンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表MFマルアヌ・フェライニが負傷したため、オランダ代表MFジョナサン・デ・グズマンを獲得した。

しかし更なるボランチの獲得に動いており、先日はリヴァプールに所属しているラファ・ベニテス監督の教え子ルーカス・レイヴァと合意したと報じられた。だが、ナポリは彼に対しては長期的なフィットネスに疑問を持っており、獲得するとすればローンしかないと考えており、最優先のターゲットではないのだという。

また一方『Il Mattino』は「レアル・マドリーが、スペインU-21代表MFアシエル・イジャラメンディを獲得しないかとナポリにアプローチしている」と報じている。

アシエル・イジャラメンディは昨年レアル・ソシエダから3000万ユーロ(現在のレートでおよそ41億円)という大きな額でレアル・マドリーに移籍したものの、現在のところ重要な存在にはなれていない。

さらに今夏はトーニ・クロースとハメス・ロドリゲスの加入によってさらに出番が減少することが予想されており、レアル・マドリーはレンタルでナポリに放出したいと考えているという。

これに対し、ナポリのラファ・ベニテス監督はアスレティック・ビルバオとのCLプレーオフ・セカンドレグが終了するまでは返事を待つよう要請したとのことだ。

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