9月5日、『Skysports』は「レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、クリスティアーノ・ロナウドがクラブの補強政策に不満を表明したことに対して『問題はない』と話した」と報じた。

先日クリスティアーノ・ロナウドは「僕がフロントであればアンヘル・ディ・マリアとシャビ・アロンソは放出しなかった」と話し、クラブの方針を疑問視する発言を行っている。

しかし会長を務めているフロレンティーノ・ペレス氏は、記者会見でこれらが問題になる可能性を否定。彼との関係は完璧であると語った。


フロレンティーノ・ペレス レアル・マドリー会長

「私はクリスティアーノ・ロナウドをよく知っている。世界最高の選手であり、彼のマドリーへの忠誠は確実なものだ。

述べられた全てのコメントは聞いている。彼がクラブに疑問を持ったことはないと理解している。彼と私の関係は完璧なものであり、不一致は何もない。

クリスティアーノ・ロナウドは世界最高の選手だ。それは明白であり、今季はさらにそうなるだろう。

(ディ・マリアの退団について)

私は2000年からここにいる。その時以来、多くの選手が入り、そして出て行った。私の経験では、去る者は常に最良だったと言われ、そして加入する者は疑問視されるものだと知っている。

最初の契約はジネディーヌ・ジダンだった。昨年はギャレス・ベイルだ。

我々はディ・マリアに出来るだけ最良の提案を行ったが、彼はそれを受理しなかった。したがって、我々はワールドカップのベストプレイヤーの一人であり、得点王であったハメス・ロドリゲスを獲得した。

ディ・マリアだけでなく、ここを去ったもの全てに我々は謝意と敬意を持っている。我々との契約を持っている者も、去った者も、彼ら自身の希望だった。レアル・マドリーは常に契約を尊重している。

ディ・マリアに対しては、我々が可能な限りの最良の提示を行っていたと繰り返したい。クリスティアーノ・ロナウドを例外とすれば、ディ・マリアはレアル・マドリーで最も高給になっていただろう。我々が要求された金額を受け入れていれば、クラブの安定を危機に陥れるような不均衡な処理になっていたよ。

我々が公平だと考えていた金額で、ディ・マリアはマンチェスターへと去った。そして、それが退団に至った理由である。

我々は、選手としても、人間としても、ディ・マリアに最上の未来が待っていることを願っている。

(シャビ・アロンソの退団について)

シャビは我々の元にやってきて、退団したいと伝えてきた。彼はそれがクラブのためにも最良のことだと話した。シャビとの関係は優れたものであるし、我々は彼の提案を受け入れた。

彼はキャリアの最終段階にあり、自分自身の道を管理したかった。我々はそれを理解し、尊重したのだ。

(ファルカオについて?)

我々はファルカオと契約することを考えていた。しかし、このクラブはサンティアゴ・ベルナベウ氏が我々に教えたように、経済的な方程式によって動いている。そして、我々はそうしないことに決めた。また、それを拒絶したという監督の見解も重要だった」


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