インターナショナルマッチウィークに突入し各クラブを悩ませることといえば、負傷した状態でクラブへと帰ってくることだろう。
More on @Everton and @england defender John Stones who may be out for the rest of 2014 http://t.co/gtAuuDd1WQ pic.twitter.com/96ew5DljnO
— BBC Sport (@BBCSport) 2014, 10月 9
この10月もそういった選手が多い。
リヴァプールのロヴレン、エヴァートンのジョン・ストーンズ、そしてアーセナルのローラン・コシェルニといった選手がそれぞれ代表チームを離脱しており、各クラブの指揮官にとっては大きな悩みとなっている。もちろん全ての負傷の原因が100%代表チームにあるわけではないが、クラブと代表を行き来する過酷なスケジューリングが選手の身体にダメージを与えていることは事実だろう。
中でも、多くの負傷者が出ているのはアーセナルである。アーセナルといえば例年故障者が続出し、今シーズンもシーズン開始早々にFWオリヴィエ・ジルーが離脱。そしてこのほどチームの核でもあるメスと・エジルが10週間から12週間チームから離れることになっている。
そんなエジルの負傷について、英国『Metro』がこんなグラフィックを紹介している。記事の中ではエジルがこれまで在籍したチームごとの負傷離脱期間が比較されているのだが、その意味するものがなかなか示唆的であった。
ICYMI: Ozil's injury record since joining Arsenal shows the Gunners are cursed: http://t.co/s01bgtdmG7 #afc pic.twitter.com/tZ5KgymUXu
— Metro Sport (@Metro_Sport) 2014, 10月 9
他を圧倒して多い、アーセナルでの離脱期間・・・。
2013-14シーズンにアーセナルへと加入したエジルは、これがアーセナルでの2シーズン目。それでもすでに133日間(およそ4ヵ月間)の離脱を経験しており、かつて4シーズンにわたって在籍したブレーメンではわずか29日しか離脱することはなかった、というデータである。
もちろん、この数字だけで何かの結論を導くのは難しい。しかし、これほどまでにアーセナルでの負傷期間が長く、これほどまでに怪我人が続出すれば、アーセナルのメディカルスタッフに疑問の目が向けられてもおかしくはないだろう。
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