11月3日、リュゼナックAPはクラブが深刻な財政難の状況にあることを発表し、寄付を求める旨の文書を公開した。
今夏フランスリーグで大きな話題となったリュゼナックAP。わずか人口600~700人という小さな村にあるクラブが3部で2位となり、プロリーグへの昇格権を手に入れた。ところがその後財政面、そしてスタジアムの面で問題があるとしてそれが取り消しに。
徹底的に戦うことを望んだリュゼナックは、9月中旬までオリンピック委員会、トゥールーズ行政裁判所を巻き込んで争ったものの、最終的にそれが認められず。リーグの開幕後まで結論が遅れた結果、リュゼナックは2部にも3部にも所属できなくなった。
プロチームは解散となりすべての選手が解雇され、7部の地域リーグに降格。アマチュアチームとして再起を図ることになったが、現在財政面での重大な問題に直面しているという。
リュゼナックAP
「2部への昇格が拒否されたことがプロチームの解散に帰着したエピソードに続き、リュゼナックAPは皆さんの助けを必要としている。
フットボール・ビジネスによって殺される可能性があった。しかしわずかなリーダーが戦うことを決めた。お金の話の後ろには、フランスのサッカーを常に揺り動かす650名の村民がいる村がある。クラブが死ぬのを拒絶するのは、彼らがすべての理由だ。そして、彼らは皆さんを必要としている。
リュゼナックを助けてほしい。
クラブは今財政難にあり、すべての人々にSOSを送っている、このクラブはすでにメディアの注目の下にはない。しかし、存在し続けたい。寄付金は全て、その額にかかわらず、リュゼナックの再建に役立てられる」