11月14日、『Daily Mail』は「ギリシャ代表監督を務めているクラウディオ・ラニエリ氏は、解任の危機に瀕している」と報じた。

先日行われたワールドカップにおいて決勝トーナメント進出を成し遂げたギリシャ代表。大会後にフェルナンド・サントス氏が退任したため、イタリア人指揮官のクラウディオ・ラニエリ氏を新監督に迎えていた。

ところがスタートしたEURO2016予選では意外なほどの低迷を見せる。初戦は無観客試合ではあったものの、ホームでルーマニアに敗北。フィンランドとの引き分けを挟み、さらに北アイルランドにも敗北した。ホームでの2連敗は2001年以来13年ぶりの記録であったという。

そして14日に行われたホームでのフェロー諸島戦でも0-1で敗戦。2011年6月7日のエストニア戦以来無勝利、引き分けすら1つだけだった相手に白星をプレゼントするという屈辱的な結果に終わった。

これを受けて、ギリシャサッカー連盟会長のヨルゴス・サリス氏は連盟の公式サイトに声明を発表。「このような事態を再び起こさないために、必要な変更を行う」と話し、監督の解任を示唆している。

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