マンチェスター・ユナイテッドの1月のターゲットにトッテナム・ホットスパーDFヤン・ヴェルトンゲンをリストアップするようだと、英国『Mirror』が伝えている。

ヤン・ヴェルトンゲンは1987年生まれの27歳。ベルギー人ながらアヤックス出身のタレントで、強烈な左足を持つ現代的なDFである。ベルギー代表やトッテナムでは左サイドバックとして起用されることもあるが本職はセンターバックであり、ユーティリティ性の高い選手としても知られている。

そんなヴェルトンゲンに注目しているのは、怪我人続出のユナイテッドだ。今シーズンのユナイテッドで大きな存在感を見せていたDFダレイ・ブリントも先日の代表戦で負傷しており、特に守備陣では主力選手の離脱が顕著になっている。

記事によれば、マウリシオ・ポチェッティーノ監督就任以降、ヴェルトンゲンはトッテナムで先発機会を失いがちであり、今後が定かではないという。そこで、ルイス・ファン・ハールがこのベルギー代表DFに注目しているとのことだ。ファン・ハール監督はユナイテッドで3バックを採用しており、ヴェルトンゲンであればセンターバックとしてもウイングバックとしても起用が可能だ。

ヴェルトンゲンとトッテナムとの契約は2018年6月まで。スパーズのダニエル・レヴィは、1800万ポンド(およそ33億1000万円)相当を移籍金に設定しているという。

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