12月2日、『Skysports』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、ニューヨーク・レッドブルズを退団することが決まったティエリ・アンリについて『クラブに必ず戻ってくる』と話した」と報じた。
今年限りでアメリカ・メジャーリーグサッカーのニューヨーク・レッドブルズとの契約を終え、退団することが明らかになったティエリ・アンリ。現在のところ次の去就は決まっておらず、かつての盟友でボルドーの監督を務めているウィリー・サニョルが仕事に誘うなど、様々な憶測を呼んでいる。
アーセン・ヴェンゲル監督はサウサンプトン戦を前にした記者会見で彼についての質問を受け、以下のように語った。
アーセン・ヴェンゲル アーセナル監督
「間違いなくいつか彼は帰ってくるだろう。どのような役割になるかは分からない。彼の振る舞いと業績は、敬意を受けるにふさわしい。私は彼を17歳でデビューさせたが、今は37歳だ。20年もの間、競争力を示してきた。
彼が達成したもの、それ以上にその模範的な振る舞い、サッカーへの集中力は、大きな尊敬に値するとともに祝福すべきである。
彼の人生、そしてキャリアにおいての最高の瞬間は、ここで経験を積んでいる時だった。彼はアーセナルの男だ。
彼は今、自分のやりたいことを考えるための権利を持っている。この年齢であれば、彼はプレミアリーグでプレーしたいとは思わないだろう。次の人生にどんな方向性を与えるか、それに考えを巡らせる必要があるのだ」