『Le Parisien』は「リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーは、ボルドーに所属しているコートジボワール代表FWトマ・トゥレの獲得に動いている」と報じた。
トマ・トゥレは1993年生まれの20歳。名門カンヌの下部組織で育成され、2010年にボルドーへ移籍。リザーブで活躍したのち、今季トップチームに昇格したアタッカー。まだ出場はしていないものの、ルーツがあるコートジボワールの代表に選ばれたこともある。
体格的には優れていないものの、攻撃的なポジションならどこでもこなすテクニカルな選手で、決定力の高さとチャンスメイクの両面で力を発揮できる期待のタレント。今季はデビューながらもすでに13試合に出場し、2ゴール4アシストを記録した。
ボルドーとの契約は今季限りで満了を迎えるため、現在は交渉を行っている最中であるという。
カンヌからボルドーという流れは偶然にもジネディーヌ・ジダンと同じであり、現在彼がトマ・トゥレの父親と接触し、レアル・マドリーに来ないかと誘いをかけているとのことだ。