「レッドカード・オブ・ザ・イヤー」というアワードがこの世に存在していれば、ノミネートくらいは余裕でしてきそうな強烈なニュースが届いた。
事件が起きたのは、ポルトガル。2部リーグに相当するセグンダ・リーガ第20節デスポルティーヴォ・チャヴェス対フレアムンデの試合は1-0でデスポルティーヴォ・チャベスがリードしていた。
試合が動いたのは83分。現在同リーグで首位をいくフレアムンデのFWダリー・グベレが左足を振り抜き同点ゴールをあげたのだ。ともにリーグ戦のテーブルで上位に位置するだけあって、この試合の結果は後々大きな意味を持ってくる。試合はより激しい展開を迎えるはずだった。
しかし、ゴールを奪ったこのグベレがとった行動がなかなかぶっ飛んでいた。
なんと、相手サポーター(?)に対してお尻をペロン。これが挑発行為ととられ、退場処分となったのだ。まったく世界は広いものである。
問題を起こしたグベレだが、コートジボワール国籍の選手。フルネームはDally Innocent Gbaleというようで、おもしろいことにミドルネームに「無実の」や「無邪気な」、「純真な」といった意味を持つ"innocent"という単語がついているようだ。まったく世界は広いものだ(2回目)。
ちなみに、同節に行われたポルティモネンセ対オリヴェイレンセの試合では日本代表経験もある金崎夢生が2得点の活躍を見せた。得点シーンはこちらの記事からどうぞ!