1月3日、『Skysports』は「ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)でテクニカルディレクターを務めているテリー・バートン氏は、1月にサイード・ベラヒーノを売却する可能性もあると話した」と報じた。
サイード・ベラヒーノは1993年生まれの21歳。ブルンジ生まれであるが10歳でイングランドに亡命し、WBAの下部組織で育った選手。
2011年にトップチームに昇格し、ノーザンプトンやブレントフォードなどへのレンタルを経て復帰。昨季は32試合に出場するなどレギュラーの座を掴み、今季は既に7ゴールを決める活躍を見せている。
イングランドの各年代で選抜されてきた経験を持ち、昨年11月にはフル代表にも招集されるなど、現在最も注目されている若手の一人である。
もちろん彼に対してはいくらかの大きなクラブが興味を示しているとのことで、特にリヴァプールが高く評価していると報じられてきた。
WBAのテクニカルディレクターを務めているテリー・バートン氏は、リヴァプールとの交渉については否定したものの、適切なオファーならば放出もやむなしと考えていることを明らかにした。記事によれば、その基準は2000万ポンド以上(およそ37億円)であるとのこと。
テリー・バートン
「トニー(ピューリス新監督)は、クラブにとって最善となる道を進んでくれるだろう。彼は試合に勝つことを求め、誰かを売る必要があるのならばそうするだろう。それはどのような面でも方針に影響する。
彼が望んでいるものは最大限の努力を持って実現させる。トニーは全てを担当する。
(ベラヒーノの移籍の噂について)
私は、ピューリスがこの少ない金額で納得するとは思わない。彼は、いくらかのクラブが買おうとするだけの価値がある選手だ」