14日に開幕したU-20南米選手権も、いよいよ予選ラウンドの佳境。22日にはA組の最終節2試合が行われた。

決勝ラウンドへ進めるのはA,B両組の各上位3チームだが、A組は最終節を前にアルゼンチン、パラグアイ、エクアドル、ペルーの4チームが勝ち点6で並ぶ大混戦。既に日程を終えているエクアドルはこの日の結果を待つこととなった。

第1試合は得失点差でかろうじて首位に立つアルゼンチンと最下位ボリビアの試合。

アルゼンチンは前半5分、これまでQolyでたびたびお届けしてきているディエゴ・シメオネの息子、ジョバンニ・シメオネの“ごっつぁんゴール"で先制すると、僅か7分後にも再びシメオネが似たような形で2点目をゲット。

後半にはDFファクンド・カルドーソのヘディングにより1点を追加し、既に敗退が決まっているボリビアに3-0で快勝。予選通過を決めた。

天性の得点感覚を予感させる2ゴール

今大会3度目となる2ゴールを記録したシメオネはこれで4試合6ゴールとし、得点ランク単独トップに立った。

また、引き分ければ互いの突破が決まるパラグアイ対ペルーの試合は、ペルーがアレックス・スッカルのゴールで先制し均衡が破れたものの、パラグアイもルイス・アマリージャがすぐに取り返して同点。ここからは互いの心理が作用したのかスコアは動かず、1-1の引き分け。両者決勝ラウンドへの進出を決めた。

“パラグアイのアグエロ"こと、セルヒオ・ディアスも先発出場

その結果、アルゼンチンが首位、パラグアイが2位、ペルーが3位で決勝ラウンドへ進出。この日試合のなかったエクアドル、4戦全敗のボリビアが敗退となった。

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