フランスプロサッカー連盟(LFP)の法務委員会は「ハテム・ベナルファのケースについては、今季終了まで公式戦の出場は認められない」と公式に発表した。
これによってハテム・ベナルファの処遇については最終決定が下された形となり、6月30日まではリーグ・アン、ならびに各カップ戦に出場することが出来ないと確定された。
今月ニューカッスル・ユナイテッドからニースへ移籍したフランス代表MFハテム・ベナルファ。しかし、8月に出場したニューカッスルでU-21のリーグの試合が公式戦であるという裁定が下されたことで事態は一変した。
ベナルファは前半戦でハル・シティに貸し出されていたが、8月にはニューカッスルでU-21のリーグに出場していた。これが公式戦と認められれば、FIFAの規則で禁じられている「1シーズンで3チームでのプレー」に該当する。
ハテム・ベナルファとニースはこれを巡って争いを続けてきたものの、今回各連盟から最終的な判断が下される格好となった。
ただし契約自体は認められることになり、ハテム・ベナルファは18か月の間ニースでプレーできることが決定。また、練習はクラブで行うことが可能となった。