その数なんと、600枚。
こういったデザインにすることで空気の出入りが可能となり、スタジアムの温度が下がる。中東ならではアイディアであり、世界でも初の事例だそうだ。
ちなみにこのスタジアム、着工開始は2012年。これだけの機能美を誇るが、それからわずか17-18ヵ月で完成したそうだ。
審査員投票では4つの項目が10点満点で採点される。
今回、ハッザー・ビン・ザイード・スタジアムは「ビジュアルのインパクト」で9点、「周辺環境との関係」で7点、「イノベーション」で8.5点、「投資に対する価値」で6.9点を集め、平均で7.85点を獲得した。やはり、専門家もそのビジュアル面を高く評価したようだ。
2010年にスタートし、今回で5回目の発表となった『Stadium of the Year』。
以前にご紹介した最終ノミネートから一般投票と審査員投票が行われ、ユーザー投票には史上最多となる9万6772もの票が集まったそうだ。
ハッザー・ビン・ザイード・スタジアムは審査員投票で1位となったが、審査員投票結果の2位以下を最後に確認しておこう。