U-23ベトナム代表を率いる三浦俊也監督が地元紙の取材に応じ、リオデジャネイロ五輪の1次予選を兼ねたU-23アジア選手権予選への意気込みや若きベトナム代表について語った。同予選は3月末にマレーシアで開催される。ベトナムは、マカオ、日本、マレーシアと同組となっており、日越戦は三浦俊也監督と手倉森誠監督の日本人指揮官対決となる。
リオ五輪1次予選で母国日本と対決
- U-23アジア選手権予選の目標について、お聞かせください。
「今予選では15チームが本大会への出場権を得ます。ベトナムの目標は予選突破、本大会出場です」
-ベトナムと日本の若手選手の間に違いはありますか。
「ここまでVリーグの試合を視察した限り、ベトナム人選手はかなり良いプレーができています。これはおそらく現在の涼しい気候が理由の一つだと思います。若手について言えば、今回招集したメンバーの6~7割が現在、クラブでレギュラーとして出場している選手たちです。日本ではこの年代の選手でポジションを勝ち取っている選手は多くありませんから、このことはベトナムにとって有利な点です」
-今回のメンバーでは30人中9人がホアン・アイン・ザライ(HAGL)のメンバーとなりましたが。
「選手選考の目安の一つとして、クラブでどれだけレギュラーとして出場できているかがあります。皆さんご存知のように、今季のHAGLは多くの若手をレギュラーで起用していますから、代表候補となる選手も増えてきます」
(C) thethaovanhoa, 三浦俊也監督