3月15日、リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーは「60年代に活躍したGKアントニオ・ベタンコルトが死去した」と発表した。
アントニオ・ベタンコルトは1937年生まれの78歳。ラス・パルマスでデビューした後にレアル・マドリーと契約し、一年間デポルティーボ・ラ・コルーニャに移った後に復帰。
1963年からは8年に渡ってレアル・マドリーでプレーし、1965-66シーズンのUEFAチャンピオンズカップ優勝に貢献。個人としても2度のサモラ賞に輝いた経験を持っている伝説的なGKである。
スペイン代表ではホセ・アンヘル・イリバルと同年代であったために活躍の機会は限られていたものの、1966年のワールドカップに招集された経験を持っている。
近年は健康状態が優れず長い闘病生活を送っていたとのことで、15日に故郷であるラスパルマスで息を引き取ったという。