グループI
マレーシア(開催国)、日本、ベトナム、マカオ
展望
ロンドン五輪で4位となり、今大会も上位入賞を目指す日本がグループの中心。
代名詞ともいえる正確なパスワークからフィニッシュに持ち込むスタイルはユース年代から徹底されているが、近年はここぞの場面での勝負弱さが課題とされてきた。仙台監督時代に数々の場面で勝負強さを発揮してきた手倉森誠監督の手腕が期待される。
ベトナムは昨年、かつてJリーグの複数クラブで指揮を執った経験のある三浦俊也が監督に就任。メンバーも粒ぞろいで国内では相当期待されているようだ。
マレーシアはホームの理を活かしたいところ。マカオは国内リーグで主力を務めている選手が複数名を連ねているが、国際経験が乏しいのが懸念される。
注目選手
◆名前
鈴木 武蔵 (アルビレックス新潟/JPN)
Musashi Suzuki
◆国籍
日本
◆生年月日
1994年2月11日生まれ (21歳)
◆ポジション
FW (Central Forward)
ジャマイカ人の父と日本人の母を持つストライカー。
抜群の身体能力を活かしたダイナミックなプレーが持ち味だが、近年はDFとの駆け引きにも磨きがかかってきた印象。
この大会でゴールを量産し、A代表選出を目指す。
◆名前
ナジール・ナイム (ハリマウ・ムダ/MAL)
Rozaimi Abdul Rahman
◆国籍
マレーシア
◆生年月日
1993年4月16日生まれ (21歳)
◆ポジション
DF (Left Back)
シンガポールリーグに越境参加しているマレーシアU-22代表チーム、ハリマウ・ムダに所属する167cmの左サイドバック。
身長のハンデを補うスタミナと正確な左足のキックを持っており、FKではキッカーを務めることが多い。
2013年には当時JFLのFC琉球に所属(試合出場はなし)。その豊富な経験から現代表チームではキャプテンを務めている。
◆名前
グエン・コン・フオン (ホアンアイン・ザライFC/VNM)
Nguyễn Công Phượng
◆国籍
ベトナム
◆生年月日
1995年1月21日生まれ (20歳)
◆ポジション
Forward (Second striker)
その卓越した技術から国内メディアから「ベトナムのメッシ」と報じられ、一部ではお隣「タイのメッシ」であるチャナティップ・ソングラシン以上と評価されているベトナムのスター選手。
168cmと小柄な体格を活かし、スルスルと相手をかわしていく様は実に本家そのもの。チームを最終予選に導けるか。