3月31日、スイス2部に当たるチャレンジ・リーグに所属しているセルヴェッテ・ジュネーヴは、公式サイトで「2015年3月分の給与や取引先への支払いを行うことが出来ない」と発表した。

セルヴェッテは1890年に創設された歴史あるクラブで、EURO2008で使用されたスタッド・ドゥ・ジュネーヴを本拠地としている。

これまでスイスリーグを17回制したことがある古豪であり、チャンピオンズリーグの前身であるクプ・デ・ナシオンにも出場したことで知られる。

ところが2005年にはクラブの親会社が1000万スイスフラン以上の借金を抱えて破産し、その結果資金力を失うとともに3部へ降格させられることに。これがセルヴェッテ史上初の降格であった。

2011年には再び1部に復帰することに成功し、さらにヨーロッパリーグ予選の出場権を獲得するなど力を取り戻したかに見えたが、2013年に再び降格。そして、これがセルヴェッテ史上初めてスポーツ面での理由で2部落ちした年となった。

会長を務めているカナダ人実業家のヒュー・ケネック氏は、2012年に発生した財政難を救った人物であるが、今回は既にスタッド・ドゥ・ジュネーヴの賃貸料を支払えていないことを明かしており、かなり危機的な状況にあることを発表している。