2011年:
UAEでの2度の開催を経て日本に戻ってきたクラブワールドカップ。東日本大震災の影響によって開催が危ぶまれる声もあったが、無事ホストとしての役割を果たすことが出来た。
開催国王者の柏レイソルが、Jリーグ勢としては3度目の出場を果たす。開幕戦でオークランド・シティを破り、さらに準々決勝ではPK戦の末モンテレイ(メキシコ)を撃破した。
しかしその後準決勝でサントス(ブラジル)に敗れ、3位決定戦でもアジア王者のアル・サッド(カタール)に敗北。4位にはなったものの、終わり方がほろ苦かった。
決勝は、日本開催に限れば5大会で5回目となる南米vs欧州。サントスが前評判の高いバルセロナに挑む形であった。
2年前に優勝を果たしていたバルセロナは、メッシの2ゴールなどを含めて大量4得点と貫録を見せつけ、大会史上唯一となる2度目のタイトルを獲得している。