29歳のジェコは2010年にヴォルフスブルクからシティに加入。出場機会を得ているものの、セルヒオ・アグエロのパートナーとして絶対的な地位を築けず、退団の噂が毎年流れている。

過去3シーズンは合計44ゴールの結果を残していたが、今シーズンは出場機会を大きく減らしており、リーグ戦22試合で4ゴールという結果に終わっている。

ジェコに注目しているのは今シーズンのプレミアリーグを制覇したチェルシーだ。チェルシーはディディエ・ドログバの退団が濃厚となっており、後釜としてジェコの獲得を狙っていると『Mirror』は報じている。

ネックとなるのは移籍金だろう。シティとジェコの契約は2018年まで残っているため、それなりの金額が必要と目される。ボスニア・ヘルツェゴビナのエースにはユヴェントス、インテル、ドルトムント、ヴォルフスブルクなども興味を示しており、最低でも1500万ポンド(およそ28億円)が必要なようだ。

また、シティ側としてはプレミアリーグで実績のあるジェコをプレミアリーグのライバルクラブに売却することは気乗りしていないようであり、障壁の一つとなりそうだ。

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