5月23日、『L'Equipe』は「リーグ・ドゥ(2部)のソショーは、GKヨアン・プレとの契約を解除した」と報じた。記事によれば、来週にもバスティアと2年契約を結ぶ予定であるという。

ヨアン・プレは1982年生まれの32歳。松井大輔選手が所属していたころのル・マンで守護神を務め、圧倒的な反射神経を生かしたセーブで一時代を作ったゴールキーパーである。出場経験こそないものの、フランス代表に招集されたことも。


彼は2009年に移籍したトゥールーズでのトレーニング中に肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)を発症し、その後入院を余儀なくされ、血液抗凝固薬での治療を受けることになった。

結局発症した2010年10月以降2年半ものリハビリを行うことになり、途中には選手生命の危機にあるとも報じられてきた。

2013年4月にようやく医師からの許しを得てプレーに戻り、トライアルを経て2014年1月にソショーに入団。2年目となった今季は往年の輝きを取り戻し、リーグドゥのベストGK候補にも選ばれることになった。

なお、バスティアで今季守護神を務めてきたアルフォンス・アレオラはレンタル元のPSGに復帰し、来季はモンペリエかトゥールーズに貸し出される可能性が高いという。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手