印象深い試合の一つがサントス時代、コパ・リベルタドーレス2012のベスト16で迎えたボリーバル戦だ。
ネイマールに観客が投げたペットボトルが当たるなどのアクシデントがあったアウェイでの1stレグを1-2で落としたサントスだが、ホームでの2ndレグはなんと8-0の大勝。そして、大差が付いた中でネイマールはこんなプレーを見せた。
相手をおちょくるような背中パスから、今回と同じヒールリフト。
このときはファウルにはならなかったが、スロー映像を見ると抜いた直後に相手選手が手を出していることが分かる。
こちらはサンパウロ州選手権のボタフォゴ戦。
これらを見て分かるように今回のビルバオ戦のプレーは決して特別なものではなく、またそれに対する“反応”もネイマールは十分に経験済み。様々な声が挙がろうとも大きく変わっていくことはない、彼のスタイルといえそうだ。