5日に行われた国際親善試合オランダ対アメリカは、試合終了間際に2ゴールを奪ったアメリカが4-3で逆転勝利した。

オランダは前半にフンテラールのゴールで先制すると、直後に追い付かれたものの後半にフンテラールの2点目、続けてユナイテッド移籍が決まっているデパイのゴールで突き放し優勢に進める。

しかしアメリカは70分にカウンター攻撃からジョン・ブルックスが合わせて1点差に詰め寄り、終了直前の89分にはダニー・ウィリアムズがミドルレンジから強烈なシュートを決め同点に。

そして、激しい打ち合いとなった試合を決めたのはこの男!

2点目と形と同じくマイクル・ブラッドリーの巧みなスルーパスから、中央への折り返しを最後はボビー・ショウ・ウッドが中央で合わせ、アメリカが敵地で大金星を挙げた。

以前Qolyでもお届けしたが、ウッドはアフリカ系アメリカ人の父親と日本人の母親の間にハワイで生まれた日系人。

ドイツの古豪1860ミュンヘンでトップデビューし、昨シーズンには日本代表FW大迫勇也とも2トップを組んだが、長い不調により今冬エルツゲビルゲ・アウエに移籍する。

ここで3ゴールを記録しこのたび代表復帰を勝ち取ると、聖地アムステルダム・アレナでの強豪オランダ戦で嬉しい代表初ゴールを記録した。

過去のインタビューで「日本のアニメが好きなんだ」と話していた22歳のウッド。今後の活躍にも期待だ。

【厳選Qoly】パリ五輪にオーバーエイジ参加するかも?ウワサの「3名のスーパースター」

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら