6月7日、『Daily Star』は「トッテナム・ホットスパーは、クリスタル・パレスのコンゴ民主共和国代表FWヤニック・ボラジーの獲得競争でリードしている」と報じた。

ヤニック・ボラジーは1989年生まれの26歳。フランス生まれであるがコンゴ民主共和国にルーツを持ち、若くしてイングランドに渡って育成されたウイングである。

下部リーグでキャリアを始めたものの、プリマス・アーガイルやバーネット、ブリストル・シティで活躍を見せ、2012年からクリスタル・パレスに所属。武器である強烈なドリブル突破を生かして活躍を見せ、プレミアリーグでも注目を集めるタレントとなった。

彼に対してはリヴァプールが強く興味を示していると報じられていたものの、先日そのオファーは金銭的な問題で断られたと言われている。

しかし、トッテナム・ホットスパーは高い価格にも関わらず強く興味を示しているとのこと。エリック・ラメラとアンドロス・タウンゼントが今ひとつ力を発揮できない状況の中、ポチェッティーノ監督は新たにボラジーを加えることでチームの攻撃陣を強化したい構えを見せているという。

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