6月26日、『Express』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、ナポリのアルジェリア代表DFファウジ・グラムの獲得に向けて1100万ポンド(およそ21億3000万円)のオファーを準備している」と報じた。
ファウジ・グラムは1991年生まれの24歳。フランス生まれであるがアルジェリアにルーツを持っており、兄の一人はクロスカントリー選手であったことでも知られる。
サンテティエンヌの下部組織で育成された長身のディフェンダーで、基本的には攻撃力を武器にしている左サイドバックであるが、フランス時代にはセンターバックやウイングで使われていたこともあり、応用力も備えている。
アルジェリア代表では絶対的な存在であり、2014年ワールドカップのメンバーにも選出されレギュラーとしてプレーした。
彼に対してはチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドも興味を示していると言われており、これまでも多くのクラブと噂になってきた。
選手本人はチャンピオンズリーグへの出場を望んでいるとのことだが、ナポリとの契約は2018年まで残っており、獲得しようとすればかなりの額の移籍金が必要になることが予想される。