オーストラリア戦で岩渕が履いていたのは、『エヴォスピード 1.4』の超軽量(スーパーライト)モデル、『エヴォスピード SL』。

Puma evoSPEED SL

こちらは機能を維持しつつあらゆる素材を限界までそぎ落とした、極限の軽量スパイク。その重さはなんと103g!(※27.0cm)

細かい説明は割愛するが、「使用の目安は特別な10試合」という耐久性に関する説明からもこのスパイクの位置付けが分かるだろう。

26日のコパ・アメリカ準々決勝コロンビア戦において、新スパイクを初めて実戦で使用したアルゼンチン代表のセルヒオ・アグエロ。

他にも「エヴォスピード」の着用選手であるマルコ・ロイス、ラダメル・ファルカオ、マルコ・ヴェッラッティ、アントワーヌ・グリーズマン、小林悠、谷口彰悟ら、全員かは不明だが多くがこちらを履くことになるとみられる。

以下はアグエロとロイスのコメント。

セルヒオ・アグエロ

まだこのスパイクの軽さに驚いています。2、3週間前にはじめてこのスパイクが入っている箱が届いたとき、箱の中は空っぽじゃないかと思いました。このスパイクは本当に進化していて、プーマはこのスパイクを開発するというすばらしい仕事をしてくれました。

マルコ・ロイス

この新しいスパイクは今まで着用していたものと全く違います。見た目やフィット感など全く新しいプロダクトです。とても軽く、ほとんど着用している感じがしません。それでいて必要なサポートは与えてくれます。これは全く新しいスパイクの方向性です。

ちなみに、同じ「エヴォスピード」の川澄奈穂美がオーストラリア戦で履いていた『エヴォスピード 1.4』は、牛皮のプレミアムカーフレザーを使用した天然皮革モデル。

SLかは不明・・・。なお、今回の女子ワールドカップはご存知の通りすべての会場が人工芝のため、岩渕はHGをベースにした特製のアウトソールのものを使っているようだ。

オレンジ系の「ラバブラスト」を基調としたカラーリングも印象的な『エヴォスピード 1.4』。発売は7月1日で、価格は最も一般的なトップモデルの『エヴォスピード 1.4 HG』が17,820円(税込)。ビックリするほど軽い 『エヴォスピード SL FG』は23,760円(税込)となっている。

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